2010.12月 《書統》競書課題
2010.12月
今年最後の
《書統》競書課題作品です。
全て臨書作品です。
写真右上より
【草書】
智永 書 「千字文」
『景行維賢剋念』
誌上の参考法帖の
文字がとっても美しく
見とれてしまいました。
どうやったら、この書に
近づけるのかと思いながら
書いていましたので
必要以上に時間が
かかってしまいました。
非現実的なことばかり
してしまいます…
草書を選ばれない方でも
是非一度、
この法帖にて
臨書にtryされてみては
いかがでしょうか☆
【楷書】
王 義之 書 「楽毅論」
『未盡乎而多劣』
今回はいつもより
柔らかく仕上げました。
女性らしい!?
「樂毅論」です☆
【行書】
王 義之 書 「集字聖教序」
『之綱紀弘六度』
参考手本に添って
豪快な「集字聖教序」を
試みてみましたが
やはり自分の中の
「集字聖教序」は捨てれず、
私なりの
《競書》手本に仕上げています。
それでもいつもよりは、
“動物的”!?
ではないでしょうか。
講座生の皆さま
肩のチカラを抜いて
ゆっくり運筆して下さい。
【篆書】
「石鼓文」 『又 其斿』
「(浅瀬に)小さな魚がいて
その遊び泳ぐ様子は
(左に右にと小さな群れを
なしている)」の意。
画数の多い文字と
少ない文字との
バランスに苦心しました。
以上今月の「漢字規定」の部
課題作品です。
“師走”の声を聞くと
なんだか慌ただしくなりました。
講座生の皆さま
僅かな時間ですが
「ギャラリー現 UTUTU」にて
ゆっくりと“書”を
楽しんでくださいね☆
香之